2020年東京オリンピックで、新たに競技に加わるサーフィン。
その選手選考も兼ねた「ISAワールドサーフィンゲームス」が、宮崎市の木崎浜海岸で開催されたのは、2019年9月のことでした。
県内外から予想をはるかに超える観客を動員し、盛大に繰り広げられた世界大会に、「せっかく宮崎にいるんだから、サーフィン始めてみようかな？」と思った方もいるのではないでしょうか。
ここでは、サーフィンを始めてみたいけれど、どうすれば良いのか分からない方のために、サーフィンの”正しい始め方“をお届けします。
以前挑戦してみたけれど挫折してしまったという方も、ぜひご覧ください。
宮崎はサーフィンパラダイス！
宮崎は、太平洋に縦長に張り付くような地形をしているため波を拾いやすく、サーフィンに適した波にとても恵まれています。
波のコンディションが日々変化するなかで、宮崎では常にどこかしらで波が立っていて、サーフィンができない日は年間を通してめったにないというのが大きな特徴です。
くわえて宮崎が、海と街が近いというのもサーフィンをするには大きなメリット。
”通勤前や仕事終わりにサーフィンをする“。
そんな、サーファーにとっては理想とも呼べる生活を送るのにもとても好都合なことから、県外から移住してくるサーファーも年々増加しています。
海が混雑していない、冬でも水温が温かいなど、宮崎はまさしくサーフィンパラダイス。
「宮崎にいるならサーフィンしないともったいない」サーファー達はみな、口々にそう言います。
波に乗れるか？乗れないか？運命を左右するサーフィンの始め方
サーフィンをいざやってみようと思っても、どのように始めたらよいか分からない方も多いかもしれません。
「サーフィンって難しいのでは？」「危なくないの？」としりごみをしてしまう方もいることでしょう。
実はサーフィンは、きちんとした始め方をすれば、思っている以上に多くの方に楽しんでいただけるスポーツでもあるのです。
正しい始め方その１｜知り合いのベテランサーファーに相談
もし身近に長年サーフィンを愛好しているベテランサーファーがいれば、その人に相談してみるのが一番の近道です。
道具選びについて、おすすめのサーフショップについて教えてくれるだけではなく、ひょっとしたらサーフィンを教えてくれることもあるかもしれません。
正しい始め方その２｜サーフショップを利用する
サーフィンの道具をそろえる前に、まずはサーフショップで体験スクールを受けてみるのもおすすめです。
サーフィンと言っても、ショートボード、ロングボード、ボディーボードと大きく分けて３つのジャンルがあります。
体験してみることで、あなたにぴったりのジャンルが見つかるかもしれません。
サーフショップのスタッフは、道具選びの細かな知識はもちろんのこと、波の知識、海でのマナーやルールについても熟知しているサーフィンのプロフェッショナル。
道具購入後は、スクールが割引や無料になる特典を設けているサーフショップも多く、くわえてボードやウェットスーツの修理でお世話になることも多々あるので、行きつけのサーフショップを見つけておくと、その後のサーフィンライフの充実感がよりアップします。
挫折してしまうパターン｜とりあえず適当にボードを購入して単独で海へ
海では複雑な流れが発生していたり、安全にサーフィンをするために、そのサーフポイントごとに暗黙で決められたルールが存在します。
何も知らずに単独で海へ行ってしまうと、思わぬ危険にさらされるだけではなく、先輩サーファーに叱られて嫌な思いをしてしまったりと、波に乗る前に心が先に折れてしまうことにもなりかねません。
また、陥りやすいのがサーフボードのチョイスミス。
サーフボードは同じように見えてとても細かに種類が分かれています。
その選択を間違えてしまうと、サーフィンはとても難しいスポーツになってしまうのです。
少しお金や手間をかけても、サーフショップ等でしっかりとボードを選んで教えてもらうことが、波に乗れるようになるためには何よりも大切です。
初心者サーファーに意外と穴場な宮崎の冬の海
冬の海と聞くと、寒中水泳のようなイメージを持ってしまうかもしれませんが、実はウェットスーツを着てしまえば、女性や子どもでも楽しめる海水の温かさが宮崎の魅力でもあります。
宮崎の冬の海は穏やかで人も夏ほどは多くないので、初心者の方の練習には良い季節でもあります。
思い立ったが吉日。お天気の良い冬の暖かい日に、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
サーフィンを始めると宮崎がもっと好きになる
サーフィンは、宮崎の豊かな自然の恵みと美しさを存分に味わえる最高のスポーツ。
サーフィンと出会えば、宮崎をきっとますます好きになるに違いありません。サーフィンをとおして、宮崎の良さを再認識してみませんか？
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