高鍋の古民家ホール「野の花館」にて行われた、歌い手伊藤大輔さんと、鍵盤ハーモニカ&トランペット奏者山田友和さんによるデュオユニット『いぶきさらさ』のツアーライブ。はじめましてで曲を知らなくても、「うわ〜贅沢すぎるー」と何度も幸せに感じた、『いぶさら』の魅力をお届けします!
文化を育む高鍋の古民家ホール「野の花館」
ライブ会場となった高鍋の「野の花館」は、1992年に高千穂町土呂久から築120年の古民家が移築されたものです。年間を通じて、文化を育む催しが開催されています。
入口をくぐると、黒々とした柱や梁が魅力的な古民家の空間の中に、椅子が並べられていました。
椅子に座ると、目の前に広がるお庭の緑。虫や蛙の鳴き声が聞こえてきて、自然の感じられる会場です。
薬箱のようにすっと染み入り元気をくれる『いぶきさらさ』
はじめましての『いぶきさらさ』、歌声と演奏が何の抵抗もなく、すーっと染み入ってくるのが感じられるんです。
自然の音が聞こえる環境の中、豊かで伸びやかな歌声に包まれる贅沢な空間。
お二人の技術力にも目を見張り、心地よい響きに癒されて、時にはコントのような掛け合いに元気になれました。
またとってもフレンドリーで、休憩の合間にいろんな方とお話をされたり、心良く撮影に応じてくれたり。そんな、顔が見えることで湧く”親近感”も『いぶさら』の魅力の一つなんでしょうね。
さまざまなジャンルの歌に共通しているテーマは、”薬箱のように、暮らしの中でとりだして聞きたくなるような応援歌”。何度でも聞きたくなり、一夜にしてすっかり『いぶきさらさ』のファンになりました。
”旅芸人”と自称するほど、全国を旅している『いぶきさらさ』。はじめましてでも楽しめたライブなので、また宮崎に来られた際には、あなたもぜひ!